Profile

『R-Style Works』
池田栄里(いけだ えいり)
R-Style Life Creator

1964年生まれ

青森県つがる市出身。

桜美林大学文学部英語英米文学科卒。

神奈川県藤沢市在住。


離婚を機に移り住んだ昭和53年(1978年)築のボロ家を自分でリフォームし、ユーズド家具でコーディネートした自宅兼アトリエで、衣食住、暮らしをつくる事をLife Workにしています。


お世辞にもピカピカに綺麗な家ではありませんが、2000年創刊ムック『レタスクラブインテリア』インテリアコンテストで、まさかのグランプリ受賞。

その後も雑誌取材も多数依頼・掲載されました。


テイストや流行にとらわれない、私だけの感性・アイデアで作るものは愛しく、ありきたりな市販のものにはない良さがあります。


モノ・情報に溢れ、とかく流されやすい現代だからこそ、自分の物差しで選び、ワガママに自由に私らしさを表現できる暮らしって、心地よく癒されますね。


育った環境・両親の影響もあり、この家での暮らしは、家族が変わっても、時と共に自分の嗜好が変わっても、永遠に大切にしたい。


些細な暮らしの意識・変化を楽しめれば、人は誰でも暮らしのアーティストになれる。

私はそう信じています。


fashion

私の母は、高校卒業後花嫁修業で、青森県弘前市のドレメ洋裁学校に通い、その後東京にの杉野女子ドレスメーカー学院に通い、洋裁の技術はかなりの腕前でした。

私が幼い頃は、自宅の一室を洋裁教室し、生徒さんに教えていました。

その後、祖父の経営する金物店を継ぐことになり、自宅での洋裁教室を辞め、自宅でオーダーメイドの洋服を作る仕事に。

私や弟の洋服も、小学校までは、母の手作りばかりで、なかなか既製服を着せてもらえなかった

或る日、祖母の着物をリメイクした洋服を見せてくれました。

それまで、母の洋服作りは、新しく買った生地で作るものばかりだったので、あえてもう着ない洋服の生地をリメイクしての洋服作りは衝撃的でした。

その時の母の満足した嬉しそうな表情、未だに記憶に残っています。

そして、私も専業主婦時代、働くことを許されず、元夫の収入をやりくりしながらだったので、家計の無駄な出費を抑えるため、その時の母の手作業を思い出し、自分達の古着の綺麗な部分をカットし、一人息子の洋服・服飾雑貨・入園グッズ作りに夢中な時期もありました。

生地は生きているから、タンスの隅に沢山眠っているデザインの古い洋服など、まだかまだかと出番を待っています(笑)

interior

私の実家は、青森県つがる市の商店街にあった個人経営の金物店でした。

母方の祖父から受け継いだお店に、婿養子の父が二代目個人経営者。

ある時、大工仕事が趣味な父は、お店の後ろに続く住まいの庭に、商売の在庫を入れる倉庫のような小屋を建ててました。どこかから廃材も調達し、商売の合間にコツコツと建ててたんです。

実家のお店は、祖父の代からの昭和レトロな在庫商品も沢山あり、新しい商品と古い商品が入り交じり、懐かしい時代モノ商品を目当てに来るお客様もいて、『何でも屋』と言わた不思議な金物店でした。

手先が本当に器用な父は、お客様の要望で大きな1枚ガラス板もカットして売ったり、大工工具・日用雑貨品の他、何故か塩専売店でもありました(笑)

子供の頃は、実家の商品に全然興味なかったけど、大人になり雑貨が好きになると、実家に帰省する度に、今はもう製造されてない昭和20年・30年代の日本の日用雑貨を物色。

この時代の家具・雑貨、デザインが北欧と共通して、凄く懐かしく新鮮で美しいのです。

家には実家の商品だった年代物の食器や雑貨、またはお気に入りの地元リサイクルショップでの掘り出し物を愛用しています。

food

離婚してから、子育て・仕事に無我夢中で、恋愛する気にもなれず、年々体重がうなぎ上り。

洋服のサイズもとうとう3Lに(汗)

忙しくなると、外食やスーパー・コンビニの食やレトルト食品に走り、子供のお弁当のおかずも冷凍食品オンパレード。

食生活もかなり乱れてました。

しかし、子育ても一段落つき、親の手も離れた頃、当時働いていた会社の健康診断で、メタボに引っかかり、生まれて初めて栄養士さんによる食改善が必要との診断を受け、大ショック。

丁度、その頃恋愛にも目を向けてみようかと思ってた時期だったので、健康・婚活の為に、20代の頃の体重を目標に、本格的にダイエットに励みました。

無理なダイエットはしたくなかったので、食生活で改善したらと思い、ダイエットサプリグループの食のセミナーや

他の団体の勉強会に参加。

そこで、初めて食についての様々な知識を学び、ビックリしたのです。

これまで安全な食なんで、ちっとも意識してなかったのですが、初めて遺伝子組み換え、無農薬野菜、などの存在を知り、添加物たっぷりな食材で調理していたこと。

お鍋も今まで使っていた鍋を全て捨て、無水鍋に変え調理したら、野菜嫌いな息子も美味しいと食べてくれるようになり、料理も楽しくなり、自炊中心の食生活を続けてたら、2年間でー20Kgダイエット成功できたのです!

念願の20代の頃の体型にも戻り、洋服のサイズもM。

ホントに食って大事なんだなあと、身をもって実感。

『食』という字は、人を良くするという意味もあるしね。


季節によって、多少のリバンドはあるけど、人生初のダイエット成功できたお陰で、野菜が大好きになり、ベジタリアンではないけど、野菜中心の献立が多くなりました。


garden

元々、土いじりが大好きで、この家に移り住んだ当初は、小さな庭に前住人が植えていた木や花が沢山あり、たまに気に入った花やハーブを買って植えてました。

マメにガーデニングするわけでもなかったので、ジャンクガーデンとばかりに、油断すると一気に草ぼうぼうの庭。

でも、2020年コロナの影響で、休日も家にいる時間が増え、前から趣味だった家庭菜園に火がつき、庭を畑にしたい!と思い立ち、ハマってしまいました。

少量の収穫でも、自給農が理想。

最初は苗を購入だったのですが、種から育ててみたら、最初の双葉がメチャ可愛いです♥

野菜の花も同様に美しい!まだまだ初心者ですが、コンパニオンプランツも調べながら、無肥料・無農薬な野菜作りをしています。

少しずつ庭改造してるわりには、忙しくなるとあっさり中断していまうので、計画的な家庭菜園が目標です(笑)



最後までお読み下さり、ありがとうございます。

※R-Style Life Creator EIRI IKEDA 暮らしのホームウエアとして、エプロンにこだわっています。

あなただけに世界に一枚のエプロン『Apron Work』、宜しかったら是非覗いてくださいね (^^♪